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Archive for the ‘お茶日’ Category

梶の葉

水曜日, 8月 28th, 2019

太宰府の和菓子屋で出されたお干菓子。
店主より何の葉かわかる?と問われ
繭が横にあれば、「桑」と答えた。
その時の店主のしたり顔(笑)と共に
忘れない「梶の葉」。
二年越しでナマモノに出会った感激の日。

雨に濡れて緑鮮やか。

梶は和紙の原料で、繊維が長いので強い和紙が出来るだそう。
楮の原種である梶で和紙を作っているのは日本中でも
ココ『名尾和紙』(佐賀)さんだけ。

現在七代目。300年続いている。

葵とろろって植物が糊の役目。

2017年夏 藤丸謹製の繭と梶葉。

 

次の日から大雨警報が二日間も続くことになり、この日に行けてよかった。
自然の中で暮らしていると、大雨や雪や雷の天災にびくつかなくなるのだろうけど、天災がおこり易くなったその一端を“便利な暮らし”をしている私たちが引き起こしていると思うと、出来る限り自然、地球、宇宙との共存を意識して生活していかなきゃね。

 

 

 

 

落とし文

水曜日, 6月 21st, 2017

山の奥深くのお寺でお茶事があり、先週の土曜日は準備に行ってきた。
福岡市内が住所なのだけど山道が続く。
気温が街中とは明らかに違うのが肌に伝わって心地いい。
N先生が「今年も“落とし文”が落ちてたよ〜」と嬉しそうにやって来た。
掌にのってるくるりと巻いた葉っぱのことを“落とし文”というのだそう。
そしてこれは虫の仕業なんだって。自然界には逆らえない神業にため息。
でも、誰かが名付けたこの“落とし文”という名前も同じくらい美しい。

慈明院にて。

山笠茶会2016

火曜日, 8月 2nd, 2016

私がお稽古している茶道の“南坊流”。
山笠茶会というものが7月12日毎年行われます。
今年も暑い一日でした、先生方おつかれさまでした。

山笠茶会1

10月に初伝のお免状を取ることになりました。
ので、お献茶のお手前を真剣にガン見してます。。。

山笠茶会2

西村先生が半東さんの立礼席。

山笠茶会3

前日が大雨だったので今回は境内の中にお席を設けてあったけど、
毎年ここでもよさそうな雰囲気。

山笠茶会4

数日前に西村先生から習った「数寄屋袋」をみんな持参w

山笠茶会5

開けてみないとわからなかった水差しの中の『蓮の花』

山笠茶会6

紅白の木槿、フウセンカズラ、金水引

山笠茶会7

櫛田神社の宮司さんの書

山笠茶会8

西村先生と克子先生

山笠茶会9

黒門庵の同門のみなさま

山笠茶会10

川端商店街の飾り山笠。

桜の下でお茶をいただく 茶日7

日曜日, 4月 8th, 2012

本日は4月8日。
お釈迦様のお誕生日です。

前原にある火山(ひやま)不知火の瑠璃光寺にて。お釈迦様の愉快なポーズがおもしろいっ!初めて「はなまつり」とやらに出くわしました。

弘法大師も祀られてました。ここのお社を守っている町の方が色々と説明して下さって、町内の人々が次から次からお参りにきていた。神社の在るべき姿を見た午前中。

米山さん手製のお花見懐石。私は左の鶏肉だんごだけ、、、。
どれもこれも優しい味でどんどんパクパク進む進む〜

お弁当頂いた後は、お薄を一杯。

野点のお道具とお菓子は先生がご用意くださいましたっ。(先生のブログもどーぞ→

野っ原で頂くお薄のお茶色は若々しく、格別なものです〜

米山さん、お弁当おいしかったです。ご馳走さまでした!
おはなのベレーが今日の一日にぴったりで、私も嬉しかったな。

たっぷり頂いた「天茶」と「目覚め桜」が、今日の良い日の印です。

 

山笠茶会晴れ 茶日6

土曜日, 7月 16th, 2011

7月12日は南坊流恒例の山笠茶会。

今年は快晴、とっても気持ちよい朝を迎えました。神殿でのお献茶を拝見後、櫛田神社境内にある『行幸殿』 ↑↑ での一席と、野点の一席を頂き、ワタシも体内から山笠モード。

いざ7月15日、山笠のフィナーレ “追い山”

大黒流れ ↑↑ 目の前30cmすれすれの様子。

こんなにちっちゃい“山のぼせ”^^

“勢い水(清水)” がかかると無病息災や好い事があるそうなのですが、ワタシ、このおちびちゃんから若いエナジーの “勢い水” を何度もかけてもらったので、みなさんにとっても期待できる一年になるように!(ここは信心深く)

こんな“山のぼせ”ワンも^^