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Archive for 2月, 2018

アトリエ引っ越しました

水曜日, 2月 14th, 2018

エナジー帽子店はみなさまのおかげで2017年の12月で20周年を迎えました。
たまたま引越しのタイミングが合ったのですが、アトリエを私自身の縁ある地に移しました。とても陽当たりがよく心地よい空間になっています^ ^
第4週目の土曜日13:00-18:00にアトリエオープンしています。
お近くに来られた際にはお立ち寄りくださいませ。
(展示会やイベントで変更、クローズすることもありますのでご了承ください)

〒810-0022

福岡市中央区薬院3丁目7−25−3F(地図 ↑↑↑ )

 

 

今までの応援心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

エナジー帽子店(Energy Hat Shop)
原 恭子

“王羲之と日本の書”展へ

水曜日, 2月 14th, 2018

空海に導かれて・・とは大袈裟だけど、行って来た『王羲之と日本の書』展。@九州国立博物館

“書”に対する興味と言えば、文字に表れる個性。なので書道教室に通うなんて私の頭にはこれっぽっちもなかった。けれどオトナになって芳名帳やご祝儀袋などちょいちょい筆ペンを使うことが増えてきて、、数年習ってみた。その頃に美しい文字を書く人「王羲之」の存在を知った。今回の展示で日本に伝わった文字の原型が王羲之だったこと、空海の器用さ、楷書から仮名文字が作られる様、時代背景の物語、そして個性。“書”から伝わる色んな想いを私なりに感じることが出来て、「“書”を鑑賞することが面白いと思う日が来るなんて!」というのが率直な感想。とっても興味深い特別展!

そして、何故に「空海」かというと・・
2年前の夏、真言宗のお坊さん(天野高雄住職)と出逢った。空海の逸話などを沢山聴かせてもらい、父方の宗教が真言宗なのも手伝って、高雄住職から一番わかりやすく実像に近い空海を描いてるという夢枕獏作“沙門空海唐の国にて鬼と宴す”という小説を紹介頂きずっぽりとハマってしまった。読み始めた頃に九博では『始皇帝と大兵馬俑』展を開催してた。劇中に出てきた兵馬俑。ナイスタイミングで本物を鑑賞出来、物語が3Dになった。ぐわ〜〜〜んと引き込まれていったいった。そして、昨年の秋、2018年2月にこの“沙門空海・・”が映画化されることを知り再読。読み残していたあとがきに空海の「五筆和尚」伝説のことが書いてあり、そこに王羲之が出てきて「どれくらい達筆なんだろう?」と興味を持ったところに、この『王羲之と・・』の展示。空海の入唐前24歳の頃の書(上写真)と日本に戻ってからの書。空海が入唐する前までは日本には楷書しかなく、空海や最澄などの遣唐使達が王羲之に倣う行書を持ち帰ったのだそう。なるほどー。なるほどー。

ということで、2/24公開の『KU-KAI』への期待はすごい!
小説では空海と旅を共にしていたのは橘逸勢なんだけど、キャストの中にいない。そこもどんなストーリーになっているのか津々の興味。しかし、『日本三筆』は嵯峨天皇、空海、橘逸勢なのだけど、今回の展示に橘逸勢の書も写真もなかったから、、彼は実在していなかったのか、、、謎。

太宰府の紅梅と2/9の夕陽。

台湾へ

水曜日, 2月 14th, 2018

この度の大きな地震。。
どこで起きても、もうひと事ではない。
被災地が癒される時が少しでも早まりますようお祈りします。



台北市にある帽子屋さん「康康以帽取人」に送ったベレー。