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おめでとうございます

「エイブル・アート(可能性の芸術)」を提唱した播磨靖夫氏(写真左)(財団法人たんぽぽの家 理事長、社会福祉法人わたぼうしの会 理事長)が平成21年度 芸術選奨 文部科学大臣賞(芸術振興部門)を受賞されました。 今日、ここ福岡でも播磨先生の受賞をお祝いするパーティが“工房まる”の樋口さん主宰で行われ、私も行ってきました。

受賞理由 播磨靖夫氏は、早くから社会福祉活動の中にその重要な要素として芸術活動を位置づけてきた先駆者の一人。特に、周縁にあると考えられていた「障害者アート」を大きく見直し、それぞれの表現の違いを個性として捉え、障害者の表現こそが、芸術活動の全体を多様化し、芸術運動として既存の規範を超えるものとして「エイブル・アート」を提唱した。これにより福祉の分野と芸術分野の双方に大きな果実をもたらした。国際的な貢献も大きく、播磨氏は、長年にわたる活動のひとつである「わたぼうし音楽祭」をアジア太平洋にも広げ、平成21年には10以上の国際ネットワークを樹立するに至った。※ 文化庁資料より引用(工房まるNEWより)

工房まる”の吉田さん、樋口さん“アトリエブラヴォ”の方々、九州各地で社会福祉活動をしている方々にとって【神様のような存在】の播磨さん。「福岡でも受賞祝いをするので播磨氏の好きな帽子をみんなからのお祝いにしたい。」とこのパーティの主催者の樋口さんより依頼があり、私が帽子を作らせて頂くことになりました。

これから沢山のパーティに呼ばれることになるでしょう・・・ということで、ちょっとかっちりと作ってみました。事前に頂いていた播磨さんの顔写真の雰囲気に、樋口さんの意図、出席されたみなさまのお祝いの気持ちを、心を込めてお作りしました。お祝いしたいという方が多かったので、かーなり緊張しましたが、とってもお似合いになられていてホッとしたので激写しちゃいました。心温かい贈り物を作らせて頂きありがとうございました。

播磨氏「帽子は生き物ですよ」とおっしゃってました。ホントにその通りだと私も思っています。帽子は時間の経過と共に被る人に合わせて変化するんです、馴染むのに時間をかける帽子もあれば、すぐに馴染む人なつこい帽子もある。帽子は被る人のことをよく知ってるんです。播磨先生も帽子のことをよく分かっていらっしゃる、相思相愛わたぼうし

今回は日常の仕事として帽子を作らせて頂きましたが、社会福祉活動と私がしているような仕事はなかなか結びつかないものですが、播磨先生が提唱する「エイブルアート」という芸術活動の一部としてこれから私も参加出来ればと思っています。個性の塊の中には発見が多そうです!

播磨先生、芸術選奨文化科学賞受賞、おめでとうございます!!

“工房まる”樋口さん、お疲れさまでした!!(二枚目写真の右)

エナジー帽子店のショッピングバッグ(kimkyon作)

このバッグを購入頂いた代金は“工房まる”の活動応援に送らせて頂いてました。もうバッグがお仕舞いになりましたので、ここで報告いたします。ご購入下さった方々ありがとうございました。

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2 Responses to “おめでとうございます”

  1. MAGNOLIA Says:

    とってもお似合いです。
    <自由>な感じの帽子ですね それでいてまっすぐくて たおやかな。

  2. energy Says:

    MAGNOLIAさん
    先日はシンフォニーホールではチラっと挨拶しか出来なくくて残念でした、
    また遊びに行きます〜!
    形はフェドーラがいいということだったので
    バンドだけでも〈らしさ〉が演出出来るようにしたいと思いまして・・

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